今日は久しぶりに、西川材を求めて飯能の原木市場に行っ
てきました。普段は社長一人での買い付けが多いですが、今
日は第50回埼玉県優良木材展示即売会の記念市ということ
で、買い付けに同行しました。
これは毎年恒例の埼玉県の記念市なので、埼玉県木材協会や
埼玉県庁の林業関係の方もいらして、原木市に合わせて優良
生産者さんの表彰も行われました。
集まっている原木は西川材の檜や杉などの針葉樹で、目の
詰んだ柱材や板材に使う良材や直径が1m以上ある大径木の
良材で、土場いっぱいに並べてありました。樹種は杉より檜
の方が多かったみたいです。記念市ということで、いつもよ
りも多くの買い方さんがいました。中には関東以外の結構遠
くから買い付けに来ている人も見受けられました。
ここの原木市場での買い方は、よくテレビで見る築地の魚
市場と同じように、競りで買っています。他の原木市場だと
入札方式で原木を買ったりもしますので、原木市場で買い方
は違います。
かなりの良材だと一本単位で値をつけいったりもしますが、
一山、立米単価で価格をつけていきます。原木によって価格
はまちまちなので、安いものから高いものまでピンきりで
す。
やはり、記念市は良材が集まるのですが、その分、買い方さ
んたちも大勢なので価格が騰がってしまい、なかなか競り落
とすのは大変です。
当社でも、何とか高値をつけて競りで数百本、檜を中心に競
り落としてきました。